父親と、近所のお好み焼き屋さんに行ったのです。

豚肉入りのお好み焼きともんじゃ焼きを注文してしばらく待つと、もんじゃのボールが運ばれてきました。
ぼくの父親は東京生れの東京育ち。もんじゃ作りは任せてしまいましょう。
「もんじゃって、全部混ぜて焼いちゃえば良いんだっけ？」

いや、違う。
ってか、お父さま、あなた、疎開中以外はずっと東京でお過ごしだったのでは…？
「いたけど、もんじゃは食べなかったなあ。」
こういう東京者もいるのです。

最近たまに寝坊をするMy Father。
今日もいつもなら起きている時間に、まだ起きていません。

ちょうど父の日も近いし、目覚し時計でもプレゼントしようかなあ、とか思いながら部屋の戸を開けると、まだ高いびきの父。
その目の前には、大音量を発するテレビ画面。

…あー。目覚し時計は意味なさそうだなあ。

子供に見せたくない番組とか、そういうランキングがでてました。
クレヨンしんちゃんとか、ロンドンブーツの番組とか、まぁ何となく理由は分からなくもないんだけれど…

ぼくは、昼のワイドショーとか、露悪趣味の塊みたいな番組の方がよっぽど見せたくないですけどね。

部長やら課長やらと飲みに行って、命名の由来についての話になったのです。
「俺の二人目以降の子はね、”裏表がないように”っていって、左右対称の名前にしたんだよ。」
「一人目は？」
「一人目はそこまで考えなかったなあ。」
「なるほど。じゃあ、裏表があるんですね？」
「うん」

いや、肯定するな。

少し前になりますが、自社で会議があるというので召集されたのです。
約二時間の会議の間のぼくの全発言。
「そうですね」

ぼくは「笑っていいとも」の客か。

新しく買ったCDを喜び勇んで聞いてみると、何とも聞いたことのある曲が多い。
うん？このCDの収録曲は、あんまり知らないはずなんだけど…

と、先日友人の車に乗って気づきました。
あ。この車に乗ると良くかかってるの、ぼくがこの前買ったCDじゃないか。
しかも２枚。

何も損していないはずなのに、何か損した気分になるのはなぜだろう？

電車の中の広告で見かけた、中学受験の問題（大意）。
「マウンド上にいて、ストライクがなかなか入らないのと、似たような経験を書きなさい」

マウンドとか、ストライクとか、マウンド上でなかなかストライクが入らないって、小学生が説明なしで分かる内容なのかなあ…？
ってか、マウンド上でストライクが入らないときの気持ちって、そんなにそこらに転がってるものでもないだろう。

プロレス団体のNOAHが、東京ドームで興行を行うのに際して、何だかクレーンカメラを設置するんだそうなんです。
そんなことを伝える新聞記事から、抜粋。

三沢のエメラルドフロウジョン、小橋のバーニングハンマー、秋山のエクスプロイダー、丸藤の不知火、永源のつば吐きなど必殺技の…

えーっと、一個、明らかに必殺技じゃない。

電車の中で聞いた女子高生の会話。
「私、昔、蛙飼っててさー」
「マジでー？」
「うん、もう、超黄緑なの。黄緑」

色か？色なのか？君が蛙に関して最も語りたいことは、色なのか？

６月２５日って、何かの日だったんだよなあ…
と、朝から思っていて、ふと気づいたのが夕方くらい。
うちの姉ちゃんの誕生日じゃないか！そうかそうか。そうだった。
おめでとう！姉ちゃん！

…と気付いたきり、何もせずに、もう夜中。
あー。メールくらい送ろうと思ってたのに、忘れてたなあ…。

パスタ屋さんから出てきた、やや小太りの男性と、タイトな女性の二人組の会話。
「うーん。いまいちかなあ」
「えー？私、美味しかったよ？」
「量がなあ…」

わー。何て忠実にデブキャラ演じてくれるんだろう。このデブ。

母親が100円ショップで座椅子を買ってきたのです。

100円の座椅子ぅー？座ったら壊れちゃうんじゃないのー？
「実はすでに一つ、壊してるんだよね。」

わぁ。こんな身近にも、デブキャラが！

帰宅してテレビをつけたら、偶然放映していた番組。
なにやら、「ＴＶのチカラ」を使って、行方不明の人を探したりするらしいのです。
なるほど。地道に聞き込みに行くのも必要ですが、テレビの影響力を使って一気に情報を集めるのは、かなり有効な手になるのかもしれません。

…。ところでさっきから、どっか外国の霊能力者だか超能力者だかが、念視みたいなのをしてるんだが…
それは、ＴＶのチカラじゃないだろう。
いや、ある意味、ＴＶ以外では、なかなかお目にかかれないチカラではあるんだけれど。

出勤途中にすれ違った、小学生が口ずさんでいたＣＭソング。
「携帯から家電へは○○××付けるとやっすーいー♪」

いやいや。逆だ、逆。家の固定電話から携帯にかけるときにその番号を付けると、安くなるんだ。逆は安くならない。っていうか多分、かからない。

父親と２人で歩いていたら、すれ違った女性に挨拶をされました。
「こんばんはー」
「おぉ！こんばんは！」
ぼくも無言で頭くらい下げておくことに。

どなた？
「あぁ、牧伸二（ウクレレ漫談の人）の娘。」
へぇ。…っていや、それ、全然、My Dadと今の人の接点になってないから。