水道料金ってのは、前の支払と金額がそこそこ違うと、必ず、その理由を聞いてきます。
きっと水漏れとかの対策のためなんでしょうね。
そんな確認のはがきが、うちにもきてました。

「前回の集金時と、これだけの差があります」

…まあ、前回って、ここ、きっと空家だったしなあ…。

全治○日とか、○週間とか言うじゃないですか。
「全治」ってことは、全て治るってことよね？　元通りってことよね？

…全治２ヶ月とかいわれる怪我って、とても２ヵ月後に元通りになってるとは思えないよね。
どっかの腱を切ったり、背後から火炎瓶投げつけられたり…。

「今日はもう遅いから、終わりにしよう。ほら、日曜だから終電も早いんじゃない？」
なんてことを言われて、本日の作業終了。
終電ではあるけど、一応電車で家に帰れる。ちっとは多く寝れるかな？
「じゃあ、明日は８時に集合ってことで」
うわっ！そっちからも削りに来たか！

横浜というお土地柄か、異人さんをよく見かけます。
今日も、白人男性と日本人女性の二人連れをみました。
日本人の女性が、分かりやすい英語で男性に話し掛けてます。
女性「Yumi said ...」
男性「うんうん。」

うわ。外人なんだから、「あーはん？」とかいえよ。
いや、言われてもむかつくけど、変に日本語的な「うんうん」は、よけいむかつく。

ぼくのいるランドマークタワーというのは、修学旅行生がいっぱいいます。
その修学旅行生と思われる二人組男子（推定オタク）が、
アンナミラーズ（制服がかわいい…というかセクシュアルで有名なファミレス）に連れ立って入っていくのをみました。
他の修学旅行生はハンバーガー屋とかカレー屋とかなのに（アンミラは比較的高価なため）。
一緒にいた先輩が、ものめずらしそうにみています。

先輩。いいのです。彼らはきっと、ここが目的地の一つだったのです。
なんちゃらキャロットへようこそとか、なんちゃらバイパーズとか、闘姫伝承とか、地方のオタクはそういうのを見て、アンミラに夢膨らませるらしいのです。オタクじゃないぼくにはよく分かりませんが！

…き、聞いた話だってば。ホントによく分からないってば！

ついに！　ついにぼくの友達で、結婚するってやつが現れました。
うわーい。友達の結婚式って、初めて！　出てみたかったんだよねー。
で、どこでやるの。

…あ、北海道？　ふ、ふーん…。

…い、行けるかなあ…？

行けるかどうかは別として、根回しは必要なわけですよ。
ってなわけで、課長さまに聞いてみました。

今度、ぼくの友人史上初めて、結婚するやつがいるんですよ。いついつの土曜、休んで良い？
「ああ、もしかしたら忙しいかもしれないけど、良いんじゃないかなあ？そのくらい。」
ありがとうございます。
「ところで、どこでやるの？」
…えーっと…北海道…？
「…。」
……。
「お前も大変だなあ。」
いえいえ、そんな…
「日帰りで北海道なんて」

日帰りかよ！

街で聞いた二人組の会話。
道で寝ているフリーマンを指差して、
「ほら、あの人にあげなよ。100円。あの人にあげたら、あの人、一日助かるよ」

…いや、確かに彼らはお金を持っていないかもしれないけど、君らと同じ貨幣価値の世界に生きてるから…。な？

いっしょに働いている人で、髪の毛を結構ツンツンに立たせている人がいる。
そんな彼とのある土曜日の会話。

今日はいつもより立ってない？髪。
「まあね。今日は休みの日だから」

休日と平日で髪のツンツン度が変わるのか！

街で見かけた中学生くらいの女の子二人の会話。
どうやら、好きな男の子の写真を、携帯電話についてるカメラで撮ることが出来たらしい。
A「待ち受けとかにしちゃいなよー」
B「えー。無理。絶対無理なんだけど」
A「なんで？どうして？」
B「いや、マジ限界。無理だよぉー」
A「そこで待ち受けにできるかどうかで、ホントに好きなのか、友達として好きなのか、分かるんだよ」
B「そうなの？」
A「そうだよ」
そ、そうなのか？！

昼休み終わり際のエレベーターで、他の階の会社の新人と思しき男女二人組と一緒になる。
二人の態度から察するに、どうやらお付き合いしているご様子。すっごく良い笑顔でお話してる。
「さーて、俺はトイレの方をまわって戻ろうかな」
「あ。私、トイレ行くよ？」
「じゃあ俺はまっすぐ帰るか」
「へへっ。そうだね。一緒に戻ったらやばいもんね」
「やばいね」

…内緒？周りの人に内緒？　君らは高校生か？！

…でも、ちょっと良いなあ。その初々しさ。会社でもその態度だと、きっとばれてると思うけど。

じゃあ、飲みに行きますかー！
ってな感じで、終電もなくなりそうな時間に飲みに行った、うちの会社の人たち。
うち一人は、その日の午前中病院に行っていて、お医者にお酒を止められたらしい。

「お先、お飲み物の注文、よろしいですかー？」
と、店員さんに聞かれて、
「生」
「生」
「生」
「生」
「ウーロン…ハイ」
え？ハイですか？茶じゃなくて？
「いや、ビールより身体にいいかと思って」
そんなことは微塵もないです…。

なんかのTVCMを見ていたMy Momが、ぼくにひとこと。
「ねぇ、EDって何？」

…えーっと、Ｅ電のことかなあ…？
（注：正しくは、「Erectできない」の略です）

今はお客さんのところで仕事をしているので、入館証みたいなのを胸につけてます。
そこには大きく、「VISITOR」の文字。
「Visitorってどういう意味だっけ？」
「えーっと、お尋ね者」

あー、えーっと…おしい！

…いくらメカ物に疎いとはいえ、アニメファンの世界に長い間つかっていれば、ガンダムのことは少しくらいはわかります。
会社に私物のノートパソコンを持ち込んでる人がいて、それの壁紙が、ガンダムでした。

えーっと、ゼータガンダム？
「違うんだなあ」
と、ここに、やはりメカもの大好きの後輩が話に入ってきて、
「やっぱ一般人にはガンダムの区別ってつかないんですね」

…一般人？　ちょっと一般人という言われ方に良心の呵責を覚えてカミングアウト。
いや、ぼく、アニメとか少し詳しいよ？林原めぐみとか、マニアだよ？
「誰？」
…いや、なんでもないです。

いやー。仕事上がりのビールとか、いいよね。
今日はよく行く庄屋って居酒屋がやってなかったんで、隣の店で。
しっかし、ここはずいぶんと明るい雰囲気のお店ですなあ。
「ご注文、よろしいですかー」
あ。とりあえず、生を三つ。

いやー。お疲れさまでした。しかし、結構家族連れとかいるね。何時よ？
10:00ちょうどじゃん。ちょっとラッキー気分。へぇ。10時だってのに…。
…うん？　ぼくの携帯の時計、確か24時間表記だったような…。
ここ、なんてお店でしたっけ？
「ジョナサン」