2002年 7月前半のひとこと+
〜Return To index〜

2002年7月1日のひとこと

 ちょっとレイアウトを変更してみました(編注:後にさらに変えますけど)。「今日のひとこと」もマイナーチェンジして、「今日のひとこと+(PLUS)」になったりしてます。これは何を意味するのかというとですね…長文対応なんです。
 今まで「ひとこと」しかなかったこのコーナーですが、この長文対応レイアウトによって、なんと!気分次第では長い文章も書けるというスグレモノなんです。わぁびっくり。

 実はですね、ここの皆さんには内緒でこっそり、日記サイトなんてものをやっていたんです。無料Webスペースを借りて。もうね、素晴らしいまでに日記ONLYなサイトでしたよ。バナー広告以外の画像ファイルなし。リンクページなし。掲示板等なし。いちおう、執筆者と何がしかの連絡を取れるようにと、メールアドレスだけは書いておきましたけどね。
 いやー。何のしがらみもコネクションもない場所で自由な表現を求めて羽ばたいてみたかったのですよ。決して画像ファイル探したり作ったりするのが面倒だったとか、リンクの許可取るのが面倒だったとか、レスつけるのが面倒だったとか、そういうのではなくて、自由な羽ばたきを求めてなのですよ。
 例えるなら深夜の池袋で創作ダンスに興ずる素人ダンサー。はたまた路上アマチュアミュージシャン。もしくは「あなたにあった言葉贈ります」とか看板立てて座ってるアマチュアあいだみつを。他にも大道芸人。辻漫才。辻説法。辻人生(職業:作家・ミュージシャン・中山美穂泥棒)。辻調理師専門学校なんてものあります。そういった自由。フリー。そう。フリーダムを求めていたのですよ。フリーダム フリーダム シャボンのように! 見つけた あぁスターライト。

 ところが気づいてしまったんです。真の自由はそこにはない。覆面をつけて誰も自分を知らない場所で好き勝手わめくのなんか、ちっとも「自由」じゃない!ぼくは覆面を取って日本のマットで闘いたい!メキシコやプエルトリコはもう嫌だ!ぼくに日本食を食べさせろ! そうだ。ぼくには帰る場所があるじゃないか。ナナビルはいつでもぼくとともにあったじゃないか!(除 プロバイダにお金払わなくてサービス停止されてたとき)
 ナナビルで言えなかったことなんて、実はほとんどなかったんです。面が割れてる人も、リアルでの付き合いがある人も見ているこのサイトで言ってこそ「自由」。そう!ここに真のフリーダムがあったのです。ビバ・リブレ!

 そんな折、借りていた無料Webスペースですぽーんとログがぶっ飛びました。うわぁさすが無料スペース。まぁバックアップを取っていなかったのはぼくのせいだし、特に惜しくもない。むしろこれは「今こそナナビルへ帰れ」という啓示ではないかしらん? よし。帰るぞ。プエルトリコでの経験も決してムダじゃなかったはず。そのキャリアはきっと技の端々に光るのさ。
 今まではできるだけ少ない言葉で想いを伝えようとしていました。つい長くなってしまうこともありましたが、せいぜい5行とか。核心の部分だけを発露させて、周囲の枝葉や血肉の部分は読者の方にお任せしていた。これからもそういう姿勢は残していきたいと思いますが、もうちょっと、もうちょっと余計な贅肉を文章に加えてみたい。今までのストイックなライト級のボクサーのスタイルから、肉をつけた状態でも魅せる、プロレスラーになるのです。そのためのメキシコ修行だったわけですよ。後付けですが。

 と、まぁそんなわけで「今日のひとこと」改め「今日のひとこと+」。よろしくお願いします。
 あ。そうそう。長文対応になっただけで、毎回長文ってわけではないのでご注意。いや、むしろ今日の文章が一番長いとか…。

NB

2002年7月2日のひとこと

 先日、プロレスラーの入場テーマ曲を脳内ウォークマンで聴きながら、いつもどおり出勤しているとですね、不審なマークの入ったワゴン車が一般家庭の前に泊まっていたんですよ。
 …とかなんとか偶然みたいなことを言ってみましたが、実はこの「ドルフィン号」なるワゴン車は、大体ぼくの出勤するのと同じくらいの時間に決まった家の前に止まってるんです。どうやら毎朝その家のお年寄りをどこかまでお送りするべく、やってきているっぽいんです。先ほど「不審」といったマークも、青地に白で車椅子に乗った人が描かれたみたいなマーク(余談ですがこのマークはきっと、「おまえを半身不随にして、一生車椅子生活を送らせてやるぜ!」って意味だと思うんですけど、もし違ってたらお便りください。)ですし、いわゆる介護カーってやつだと思うんですよ。

 介護カーってのは、足腰が不自由な方を乗せてどこか遠いところへ旅立っていく車なんで、車椅子とかに乗ったまま乗車するのに適した形をしていたりするんだと思うんです。ご多分に漏れずこのドルフィン号もそういう車で、ワゴンの後ろがガパーっと開いて、そこから台が出てきて、そこに車椅子を乗っけると、台が持ち上がって、そのまま車の中に入っていくという、なんとも工夫に工夫を重ねたらしい仕組みが仕込まれています。
 普段ぼくが通りかかるときというのは、大抵、お年寄りをその台に乗せているところだったんですが、その日はぼくがいつもより遅かったのかドルフィン号が早かったのか、すでに台に乗せる作業は終わっていて、ドルフィン号の介護カーとしてのアイデンティティである装置が動作していたんですよ。

 ガパッと開いたワゴンの後背部。老人の乗った車椅子がゆっくりと車体に入っていく。…うん? この景色、どこかで…
「♪ダダンダン ダダンダン ダダンダン ダダンダン ダダンダンダンダダダダダダダンダン…」
 ぼくの脳内ウォークマンの曲が変わった。さっきまでのプロレスラーのテーマなんて、この場にふさわしくない。
「空に そびえる くろがねの城〜」
 何がハンセンだ。何がアンクルホーンだ。そんなのブラッド・ショーもやるじゃないか。荒縄も、クローズラインフロムヘルも。そんなの今はどうでもいい。そう。今この場にふさわしいのは、合体ロボットだ! マジンガーはその代表格としてメロディーが浮かんだだけで、実際は何でもいい。
 曲は脳内の機械に任せて、この風景を見てみたまえ。介護カーに乗り込む車椅子と、ロボットに乗り込む主人公の様子のなんと酷似していることか!

 これを単なる偶然の一致と片付けられようか、いや片付けられない。あまりの酷似っぷりは盗作疑惑さえ懸念されます。
 …マジンガーなんかのスーパーロボットが大量に考案された頃、まだ世の中は「福祉福祉」と社会的弱者に優しい呪文をとなる前でした。弱いものはマジンガーが守ってくれたのです。当時、カイコ蛾で養蚕には成功していても、介護カーの量産にはまだ達していないはず。そう、介護カーの乗り込み手法は、スーパーロボットの搭乗方法に由来したものだったのです。うひゃあ大発見だ。

 「子供の見るもの」とバカにするなかれ。マジンガーから介護カーが生まれ、鉄腕アトムからアシモが生まれたのです。素晴らしい。だから、きっとそのうち、コナンくんの麻酔針とか変声機とかも実用化されるわけですよ。
 …犯罪以外に使い道が浮かばない道具だなあ…。

NB

2002年7月3日のひとこと

 先日の日記の感想が、うちじゃないサイトの掲示板にさも当然面(フェイス)で書いてあったのでさらします。あ。オンラインで公開したものにそうやすやすと著作権が与えられると思ったら大間違いですよ? いや、実際は与えられたりしますが。

>空にそびえる……。
>
>うん、なんでもイイと言っていたが。
>「ロボ系もそこそこヲタク」として一言。
>解雇カーを想像するに、マジンガーじゃないなあ。
>グレートマジンガーでもない。
>グレンダイザーがUFO型から人形へ変形する時に、
>非常にソレっぽい動きをする。
>あと、ゴライオンね。
>
>サンダーバードは今更。

 むきー!そういうのはぼくのところでやりなさいって感じですよ! ちなみに「解雇カー」とかあるのは彼(投稿者)のよくやるタイプの意図的誤変換・誤タイプであって、決して彼が頭のかわいそうな子ってわけじゃあないので、ご安心ください。でも、「人形」はきっと「ヒトガタ」って打ったんでしょうけど、意味的には「人型」ですね。クスクス(3年チームの赤丸ほっぺピッチャー風)。「人形」だったら、流し雛になっちゃう。

 いや、ぼくもマジンガーZのパイルダーオンがそのまま介護カーとは思っていないですよ。何かあんまり覚えてないけど、まさしくそのままのロボットがいたはずなんです。ライジンオーとかそこらへんで。でもね、そんなマニアックなメカ、一般の方々が知ってるわけないじゃないですか。っていうかぼくが分からない。
 この年代(正確な年代は明日あたりわかります)に生まれて、曲がりなりにもアニメファンとか漫画ファンを名乗っているぼくですが、実は大きな弱点があるのです。

 ガンダム見てない & ロボットものに激弱

 いやね、面白くないとは言わないんですよ。でも、「ギャンダミュの型番が…」とか、「砂漠戦仕様だからジョイント部分に防砂カバーが…」とか、そういうのには興味ないんですよね…。ガンダマニア(ななし造語:ガンダムマニアの意)の方々はそういう部分が好きな人が結構多くて、話を聞いていても良く分かりません。格好いいロボットは格好いいと思うんですけどね。
 まぁストーリーが気に入れば見たりもするんですけど、どうしてもロボットものって、ロボットを魅せることがメインになりますでしょ? そうなってくるとなぁ…。もう合体シーンを週一回流せばそれで良いじゃあないですか。あと必殺技。それだけやればバンダイもバンザイですよ。えぇえぇ。

 最近流行ったゲームで「スーパーロボット大戦」シリーズってのもありましたが、ぼくはシミュレーションゲームとか苦手なんで、やってません。もちろん、信長の野望とか、大航海時代とか、タクティクスオウガとか、遥かなるオーガスタとかもやってません。オーガなんて、範馬裕次郎で十分です。あと日本人大リーガー(大家です)。

 あ、だもんだから、UFOロボグレンダイザーとかUFO戦士ダイアポロンとか、ゴライオンとかサムライオンとか、やぁーってやるぜ!ヤリパンサーとか、もうわけわかんない! UFOみたいなのはナース(ウルトラセブンに登場する怪獣)くらいしか思い浮かびませんよ。マニアじゃあるまいし!
(でもゴライオンってちょっと覚えてる。胸のところにライオンの顔があるのよね? 勘だけど5体合体じゃない?)

 サンダーバードは、奴ら自身が介護されてもおかしくない動作をしてますね。えぇ…。

−追記−
 会社でサイトバレが発生しました。いや、自分でいったんですけど。(先輩、後輩、見てますか?)
 ぼくが大してオタクじゃないことは、ちゃんとアピールしておかないとね…。

NB

2002年7月4日のひとこと

 幸せ誕生〜 な〜なし〜♪
 内緒にしてましたが、今日はぼく、ななしの誕生日。ハタチになりました。ちなみに去年もハタチになりましたし、一昨年もハタチになった気がします。ななしは当面、公称「ハタチ」なのです。一昨々年くらいだと、うっかり「22」になっちゃってるかもしれませんが。
 まぁいくら「ハタチ」と言い張っても、1977年生まれである事実は覆せません。今年は2002年っぽいので、生まれてからはどうやら25年。ヴァンサンカン(非焼肉)ですよ!四半世紀経ってしまったわけです。うわぁ早いもんだ。何て感慨深いんでしょう。
 でもね、そりゃあ感慨深くもなるってもんですよ。25年って言ったら、生まれたばかりの子どもが25歳になるんですよ?まだ歩けなかった子が、いまや自分の子どもを歩かせててもおかしくない。こりゃあ年もとるって。いや、事実加齢されてるわけですが。

 世の中にはある程度年齢があがってくると、
「今さら誕生日を祝うような年でもない。むしろ誕生日は来てほしくない」
とか言い出す人が、少なからずいたりします。多くはないかもしれませんが、ぼくと同じとか、ぼくより年少の人にもそんな考えを持ってる人がいます。何でです?理解できない。誕生日はいくつになってもめでたいことじゃあないですか。森繁久彌だって誕生日をお祝いするんですよ?大々的に。こりゃあ、いくつになっていても誕生日はお祝いしないと!
 とはいえ、自分が「年を取った」と、半ば後ろめたい気持ちになる年齢ってのは、まぁ世間的にあるんじゃないかなあと思います。あ、あくまで「自分が」ってのがポイントで、他人は大して気にしてなかったりもするんですが。良く聞く目安としては「30歳」とかですかね。
 でも、ぼくより年少の人でそういうことを言っている人はよく分からない。そういう人に話を聞くと「18歳とかがもっとも良かった」とか言ったりしますが、そんなガキんちょ何が良いんだと。時期的に大学受験じゃねーかと。ってかお酒も煙草も選挙もできないじゃないかと。そんな一人前と認められてもいない年齢、何が良いんでしょうか? 18の頃は輝いていましたか? 当時そう思ってましたか? 今はそう思えないんですか?

 「若い」と「幼い」は同義で用いられることもありますが、基本的には違う意味です。個人差は大いにあると思いますが、18歳って「若い」というより「幼い」ですよ。「未熟」と言い換えても構わない。決して今の自分が成熟しているとは思いませんが、自分が18の頃のものの考え方なんて今のぼくにはダメダメ。恥ずかしくて。
 もちろんその未熟さが18の頃の味であって、魅力であったりもするんですけど、25とかになってその未熟さを求めるのなんて、ともすれば18歳よりも幼い発想ですよ。

 え? あぁ、肌のハリとかツヤとか? あー。そういう理由? …でもさ、人によっては18の頃ってニキビが大変だったりしません? あと、25歳とかになって、
「18の肌が良いんじゃー!18じゃー! それ以上はダメなんじゃー!」
とか言ってる(思ってる)異性もどうかと思います。もし交際中なら、お別れすることを視野に入れた検討が必要かもしれません。
 あ、体力面? いや、体力とかって体力を消耗させないテクニックとかも含めて考えると、20代中後半〜30代初めくらいが、もっとも良い時期なんじゃないんですか?スポーツの世界を見る限り。いや、競技によって幅はあるでしょうけど。
 て、徹夜?徹夜が続かない? あー。ぼく、18の頃、徹夜なんてしたことなかった…。

 ってなわけで、まぁ何はなくとも、ハタチの自分カンパーイ! 生誕25年の自分カンパーイ! なのですよ。えぇ。

 …皆さんに祝っていただこうと、会社でも
「誕生日 誕生日 今日は ぼくの誕生日 Today is my Birthday 〜♪ Statesでもせれもにー♪」
とか大宣伝していましたら、
「じゃぁ(飲みに)行くか!」
と上司に誘われました。いぇい!言ってみるもんだ。
 まぁ本当に行くかどうかは、これを書いている時点ではまだ分からないんですけどね…。(ということがどういうことか、ってなことは考えない方が身のためだと思います)

 追記:みんなの仕事が終わらなくて、明日に繰り越しになりましたとさ…。明日は終わるのか?

NB

2002年7月5日のひとこと

 昨日書き逃した小ネタ。
 しかし運命ってのはてきとーなようでうまくできてるもんですね。だって、もしぼくが7月4日に生まれてなくて7月3日だったりしたら、「ななし」じゃなくて「ななみ」ですよ?もうネカマ街道まっしぐらじゃないですか。もしくはサッカー選手まっしぐら。7月5日なら「ななこ」ですか?…いや、そんなSOSはありえない…。

 でも以前、会社での残業中かなんかに、ぼくの電話を受けたネットの友人が、
「あ、ななちゃん? 今まだ仕事なんよ…」
とか応対したら、その電話を切った後、会社の人から、
「”ななちゃん”ってどこの女だよー?」
って聞かれたそうですよ。まぁ「ななちゃん」って言われたら、女性を思い浮かべますわなあ。あと、名古屋駅(「めいえき」っていうと名古屋人っぽいぞ☆)にあるでかい像。

 しかしそれが会社の人でよかったですよね。恋人の前で電話を受けて、
「あ、ななちゃん? 今まだ仕事なんよ…」
とか対応して、
「”ななちゃん”って、どこの女よ?」
って静かに聞かれたりしたら大変ですよ。えぇ。
「いや、ネットの知り合いで…」
「えー? インターネット? で、出逢い系ってやつ?!
 そんなのに手を出してたんだ? それってひどくない?」
「いや、出逢い系とかじゃなくて普通のチャットで…」
「普通のチャットで逢ったからって何だって言うのよ?
 問題はそこじゃないでしょう?」
「うん。そうだね。そこは問題じゃない。問題は…」
「そう。問題はその”ななちゃん”って女よ」
「いや、ななちゃんは女じゃ…」
「何よ? 今になってその女をかばうわけ?」
「あ。かばうっていうか真実を述べるって言うか…」

…え? あ。このまましばらく大喧嘩が続いて、最後の方でいよいよぼくが登場して二人をいさめてハッピーエンドっていう妄想ストーリーを延々と繰り広げようと思ってたんですが、ダメですか? あーそうですか…。

 書き逃したままで良かった気もしてきましたね。えぇ…。

 それはそうと、昨日から順延になった飲み会の後、また会社にいるぼくは何ですか? 今日だけで5万円くらい払わされてるぼくはなんですか? …寝ます。えぇ今はもう4時ですけど…。

NB

2002年7月6日のひとこと

 先日読んだ他人のオンライン日記に、こんな記述があった。ちなみに書き手は男性。
「峰倉かずやの何とかって単行本(ここはぼくがタイトルを忘れただけ)は普通に買えたが、フルーツバスケットの○巻(何巻かは忘れた)は恥ずかしかった」と。
…。いや、そういう意味ではどっちも同じように恥ずかしいんじゃないかと…。

 あ。分からない人のために説明しておきますと、フルーツバスケットってのは「花とゆめ」(っていう少女漫画誌…かな?)に連載されてて、アニメ化もされた作品。

 で、峰倉かずやってのは主にホモ好き婦女子(オタクの中じゃあ「腐女子」って言うんだってさ☆)に大人気なドリーマー(非トミー・ドリーマー)入った漫画家。主要登場キャラ全員が、「俺(の作ったこのキャラ)ってはいぱー格好いいでしょ?」的オーラをまとわされていて、ある意味爆笑できる。あと、作者入魂の(恥ずかしくて)もだえたくなるような巻末ポエムも必見!(参考文献:「最遊記」)

 ね?どっちも成人男子が買うには十二分に恥ずかしいだしょ?
 本当に失礼ながらぼくはある時期まで、あの漫画を読む男の人って、そういうのが好きな女の子と話をあわせるために読んでるんだと思ってましたよ。(実際はそうでもないらしいですよ)

 そうそう。その悶えポエムの内容なんですが、そのまま書くとまずいでしょうから、ちょっと記憶に残っているものをなんとなく要約してみましょう。うーんと…
「Suck it !」(腰を前に突き出してコマネチ!ってやると近いポーズになる)
かなあ? 意味的には…。
 面白いから買ってみようね!! ナナシノBuildingは峰倉かずや先生を応援しているふりをします(フォロー)。

注)
 文中に、峰倉かずや氏の作品に対する多大なる誤解を含んだ個所がありましたが、あくまでななしが書店(しかも漫画専門)にてパラパラと立ち読みしただけでの論述です。実際の峰倉氏の作品は大ヒットを重ねており、これはななしの感性が購買層と明らかにことなることをあらわしています。
 というか、ななしくんは自分がオタクのくせに同じオタクをけなしたり非難したりするのはやめたほうがいいと思います。人気があるんだから認めれ。ってか、じゃあお前の家にある「おまけの小林クン」(既刊全巻)とかはなんだ。
 ちなみに最後の(フォロー)は、ちっともフォローになってません。峰倉かずや氏のファンの方、どうか怒らないでやってくださいませね…。

 …あと、「Suck it !」は意訳にも限度があると思います…。

NB

2002年7月7日のひとこと

 「私は英語がしゃべれません」
 っていう内容の英語って、なんて書くんでしたっけ?いや、英語じゃなくて日本語でもいいんですけどね。

 いや、先日、よく見ているサイトでそんな話が出ていたんですが、
「I can't speak English」なのか、
「I don't speak English」なのか。
ぼくの記憶では「don't」を使うものだって習った気がしてたんですよ。中学生のときに。で、それをそのまま訳すと、
「私は英語をしゃべりません」
ってのになるじゃないですか。何か「しゃべれるんだけどしゃべらないよーん」って感じがして、何となく違和感を覚えたのを覚えてるんですね。技能としてしゃべることが出来ないんだから、「can't」なんじゃなかろうかと。
 でも、通例表現として「don't」なんだと言われてしまえば、それはそれで納得せざるをえませんよね。そのときにはそうやって納得したような気がしたんですよ。

 で、その良く行くサイトでは、管理人の方が「don't」の方を使っていて、お友達に「”don't”は感じが悪い」って忠告を受けたんですって。
 まぁ日本語に訳した感じだとそうですよね。「しゃべれません」ってのはしょうがない気がしますけど、「しゃべりません」ってなんだと。信念的なものかと。宗教的なものかと。英語圏の人間とコミュニケーションを取るのは拒否すると、そういう意味かと。あ、あれか?「オレの前では日本語で話せ!」って言いたいのか?と。

 …あ。それは普通に本音だ…。日本語しゃべれよなあ?吹き替えで良いからさ。

NB

2002年7月8日のひとこと

 こういうどうでもいい文章を書いてると、ついつい長くなっちゃうんですよ。ぼくの悪い癖の一つなんですね。
 その要因として、「ネタ貧乏性」ってのがあるんです。もう、思いついたネタを埋もれさせるのはもったいない。全部言いたいor書きたい。そういう発想です。面白いことをいっぱい考えられて、思いついたたくさんの面白いことの中から厳選とか推敲とかできちゃうような人にはない発想でしょうけど、そうじゃないぼくとかには天から降ってきたネタの一つ一つが惜しくてしょうがない。
 だから面白いことを思いついたらとりあえず言っちゃう。あんまり面白くないかなと思っても言っちゃう。っていうか、えてして「面白いぜ!」と思って練りに練って言うよりも、思いつきで言った方が面白いものです。

 とはいえ、思いついたことを全部言っていると、ホントわけがわからない。本筋よりも小ネタの方が多くなっちゃいます。しかもネタの選択方法が、変な方向にマニアック。
 バリバリのオタクだったら、「ちぃたん萌ぇ」とか「さくらたん萌ぇ」とか「篠原ともぇ」とか言っておけばいいんでしょうけど(すいません。よく知らないまま書いてます)、中途半端にオタクでしかもちょっと古かったりして、一般の方から見れば明らかにマニアック。オタク仲間から見れば、オタク世界での流行は知らないくせに変なことは知っている。これはあれですよ。ぼくはオタク界の妖怪人間なんだ。早く人間になってみたーい。一般人を昼、オタクを夜に例えると、ぼくはきっと夜明けか夕暮れか…いや、むしろ白夜とかにいるんだ。あ、白夜書房の本が好きとか、そういう意味じゃなくて。

 そんなわけでぼくの出してくるネタというのはわけのわからないオタク風味路線と、アメリカのプロレスと、日本のプロ野球と、強引に入れる時事ネタ。ここいらへんですよ。
 だからあれだ。細かいネタにもツッコミを入れてくれると、結構喜んだりするんだぞ。うん。あ。掲示板に書くほどでもないと思ったら、メールとか。

(おぉ。こういうことを書くと、日記サイトの管理人っぽくなった気がした)

NB

2002年7月9日のひとこと

 もう結構経つんですけど、うちの会社の一つ上の先輩の浦上さん(仮名)って人が、同じ会社で会社で事務をやっている八木さん(やっぱり仮名)って人と、社内結婚したんですよ。いやー。おめでとうございますです。

 で、八木さんって人がですね、その発表をしたとき、
「これからは浦上の名前で仕事をしていきます」
ってなことを言うんですよ。えぇ。夫婦別姓じゃなくて、夫婦同姓!ビバ日本の伝統ですよ。いや、別にちっとも日本だけの伝統じゃないですけど。
 でもね、ちょーっと困ったことがありまして…。というのも浦上(旧姓八木)さんは社内では電話受付の役をやってましてね。電話を受けることもかけることも多いんですよ。そこでね、今まで
「株式会社○○(会社名)の八木です」
って言っていたところを、
「株式会社○○の浦上です」
に全部変えちゃったわけですよ。これからは「浦上」で行くわけですから。えぇ。 しかし、顔も見てればまぁ何となく分かりますが、電話で声だけ聞いてたら、浦上さんが「元」八木さんだなんて、分からないですよ。…声優マニアでもない限り。
 それなのに、電話を受けるときも「浦上」なら、かけるときも「浦上」。職印も「浦上」だし、メールアドレスも「urakami」に何か名前の頭文字が一文字ついた奴にしちゃって、完全に「八木」を脱却。何か「八木」姓に恨みでもあったのかと思うくらいの廃棄ぶりです。親の仇でもいたんでしょうか?
 あー。浦上(旧姓八木)さんの方が浦上(夫)さんよりも年上だから、何か普通以上に旦那を立てようとしてるとか、そういうのがあるのかなあ? 浦上(夫)さんは、甘えるのも好きそうだけど、自分を強く見せたいって感じの人だったしなあ。と、ちょっとだけ邪推してみちゃったりもしましたが、もちろん真実なんて知りません。

 しかしこうしてみると、「仕事上は旧姓で…」という人が少なくないことがよく理解できます(山岡さんと栗田さんとか)。なんと言うか、ややこしいし、面倒くさい。どうしたって分かりにくくなりますからね。

 でもね、さすがは社会人の皆さん、そういうことをおおっぴらにアピールしたりはしません(ぼくもしません)。不便だけど、本人の意思を尊重したいと思うんでしょう。結婚という人生の一大イベントに遭遇した二人の若者の想いに水を差すような真似はしないのです。さすが立派です。

 まぁ若干気になる点としては、ほとんど全ての人が、今でも普通に「八木さん」って呼ぶところですかね。
「三課の△□ですけど、八木さんをお願いします」
「八木さん、これコピー10部とってくれる?」
「あれ?八木さんって今日お休みだっけ?」

 先日もこんな会話が聞こえました。
「八木さん、○×課長からお電話です。」
「はい。お電話代わりました。浦上です。」
…もしかして、みんな、何かを張り合ってます…?


私信。
 何ヶ月か前の「ひとこと」の間違いを、今さら指摘される屈辱。
 それが何の話か分からずにてきとーに相槌を打っていたら過ちを認める機会を失って、ついそのままとぼけさせられてしまった屈辱(ごめん。見間違いだったらしい)。
 勝手にぼくのサイトをばらされて、批評された屈辱(良かったよ。その人のことネタにしてなくて…)。
 持ちネタを改めて分析される屈辱。
 大河原上ならぶちきれてますってば。ホント…!
 …だからあの。優しく見守ってください。ななしからのお願い☆

NB

2002年7月10日のひとこと

 うちの会社ってのは、結構男女で差をつけることをします。普通の仕事は男女変わりありませんが、主に雑用系では結構如実にあらわれます。お茶をくむのは女性の役割だし、荷物を運ぶのは男性の役割です。今日、総務部長(女性)と話していたら、
「お客さまがいらしたときに男性がお茶を出すなんてとんでもない。」
みたいな話をしていました。「古めかしい…」と思う方もいるかもしれませんが、特にお客さま相手となれば、まだまだ古い感性をお持ちの方はたくさんいらっしゃいます。「古い」ことは、そうそうすぐに撤廃されるわけではないのです。ここらへんは「差別」というよりは「区別」「役割分担」といった方が適切でしょうね。
 雑用ではなくても、男性はスーツ・ネクタイ着用必須ですが、女性は結構ラフな格好でも許されているみたいです。Tシャツにジーンズってほどラフなのはダメですけどね。

 で、今日は関東地方に大型の台風が近づいていたわけなんですけど、女性社員の皆さんは午後3時頃に退勤するよう指示がありました。もちろん男性は普通の勤務時間です。電車の心配とかなら、女性だろうが男性だろうが関係ないような気もしますが、ここらへん、女性を気遣う姿勢ってことなんでしょうか。
 四角四面の男女平等なんて、むしろ女性に不利になるに決まっていると、ぼくは思っています。性差を認め、技能差を認め、能力においては平等に見る。これこそが、今考えうる限り最高の「男女平等」だと思います。

 まぁ今日は、定時まで残ってても何の問題もなく帰れたんですけどね…。男だろうが女だろうが。

NB

2002年7月11日のひとこと

 今でこそ漫画王国…とは行かないまでも漫画市国くらいは名乗れるんじゃないかというくらい漫画の多い我が家ですが、その昔は漫画禁止でした。というか、小学生の時分って、「お小遣い」ってシステムがなかったんですよ。欲しいものがあったらおねだりして買ってもらう方式。しかもお年玉は全額「お母さん銀行」に強制預金(自主運用してくれて、他の親戚の子のお年玉になったりします。金銭による配当は得られません)でしたので、完全おねだり方式採用。つまりぼくの手元に届く物品は全て、親の検閲に合格したものであったわけです。これでは小さい頃好きだったキン肉マンの単行本が手元に届くわけがない。
 おねだり方式だと、結果としてお小遣い方式よりも高額の品物が入手できると聞きますが、それが自分の真に欲しいものではないとすれば、どちらが良かったかなんて一概には言えません。

 まぁちょっと長くなりましたけど、とりあえずぼくは漫画を持っていなかった。持っている漫画といえば、学研の「○○のひみつ」といった、ひみつシリーズ。これは学習用の漫画であるということから、親が容認してくれていました。ぼくのムダ知識はきっと、ここら変で培われたに違いない。ただ、今となると当時の情報って古かったり、間違ってたりしまくってるんですけどね…。
 そんな、漫画といえば「ひみつ」シリーズのぼくが、中学生になってお小遣いをもらうようになると、もう狂ったように漫画を集めましたよ。今まで抑圧されていた欲望が爆発したんでしょうか。お小遣いのほとんどを漫画とゲーセンに費やしました。
 で、それまでは隠れていた、「コンプリート癖」(気に入った作家の作品は全部集めないと気がすまなかったりする、マニア素質の筆頭とも言えるべき病気)が発症してきちゃったりして大変なことになるんですが、それはまた別の話。

 と、ここまで前置きでして、そんなうちにあった数少ない普通の漫画本…とはいってもぼくのではなく、姉の漫画だったんですが、その数少ない漫画本が、「キャンディキャンディ」と「ベルサイユのばら」。ともに全巻です。きっと姉がねだって買ってもらったんでしょう。素晴らしい。
 読みましたね。小学校低学年くらいのときから、高学年になってもたまに。漫画文化に飢えていた当時のぼくは、何度も何度も読み返しましたよ。キャンディの境遇に涙してみたり、「反省房」ってなんだろう?とか思ってみたり、オスカルとアンドレが結ばれるシーンでドキドキしてみたり、ルイ16世の趣味が錠前作りって何だ?とか思ってみたり。だからね、ぼくが男なのに「花とゆめ」とか「マーガレット」の本とか買ってても、「キャンディ」や「ベルばら」から漫画に入ったことを考えれば、何の不思議もないんですよ。(ってか楠がマーガレットで描くから…)
 …でもね、あれだけ読んだはずなのに、あんまりストーリーを覚えてないんですよね。これが。今から読み返したいような、そうでもないような…。

 あ。「キャンディ」で一つ、気になるシーンがあるんです。ここは是非とも読み返したい。(以下、ストーリーの説明がありますが、知らない人は流し読みで良いです。あと、記憶に頼ってかいてるので台詞とかは違うかも)
 キャンディとテリィの別れのエピソードのあたりなんですけど、舞台稽古中に落下してきた舞台照明からテリィをかばって、スザナが足と女優生命を失ってしいますよね。で、それをネタに以前から想いを寄せていたテリィに結婚を迫るだかするんですが、その行為の過ちに気づいて、病院の屋上で自殺しようとするんです。
 その屋上に間一髪駆けつけたキャンディの台詞。
「あなたはかたわよ! 心がかたわだわ!」
これ、今はどうなってるんですか?

NB

2002年7月12日のひとこと

 ぼくの席から見える会社の人のパソコン画面。
 よく開いている画面が、黒地にオレンジのやや太文字で、左の行表示もオレンジなんですね。
 例えるとこんな感じ。
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
       <DIR>     .
       <DIR>     ..
       <DIR>     1033
       <DIR>     1041
           1,288 ACCESS.PIP
          147,456 ACCWIZ.DLL
           70,381 ACREAD9.TXT
 5,988,352 ACWZDAT.MDT
         1,724,416 ACWZUSR.MDT
          315,392 ACWZZIP.MDE
       <DIR>     Addins
         2,771,464 ADVZIP.DIC
          143,410 AW.DLL
       <DIR>     Bitmaps
           73,785 BLNMGR.DLL
           57,403 BLNMGRPS.DLL
       <DIR>     Borders
          112,351 CLIPPIT.ACG
        42,017 DOLPHIN.ACG
         3,485,328 DOLPHIN.ACS
      
  

…ロードランナーかドンキーコングの画面、思い出しません?

NB

2002年7月13日のひとこと

 うちの会社には、ぼくの知る限り5人の「鈴木」さん(実名)がいます。そのうち一番最後に入社してきたのは今年の新人の鈴木くん。その次に新しいのが、一昨年くらいに部長待遇でヘッドハンティングされてきた鈴木部長。そのほかにもぼくの先輩・上司合わせて3人の「鈴木」さんがいます。

 今日、洗い場に伏せておいてあるマグカップの底に、名前が書いてあるのを発見しました。
 「スズキ」

 鈴木部長、我が社の「鈴木」の中で一番偉いとはいえ、入社は新しい方から二番目。いい度胸です…。

NB

2002年7月14日のひとこと

一昨日書こうと思っててすっかり忘れてた話。
12日の金曜は、うちの課の新入社員歓迎会でした。4月に入社した新人とかのね。
…いや、あの、学校だったら、もうすぐ一学期が終わるんですけど…。

NB

2002年7月15日のひとこと

あんまり几帳面に記したりはしないんですが、記憶力の悪い&ネタ貧乏性のぼくは、ネタ帖を持参してるんです。
で、几帳面にはつけないんですが、思いついたときには記入する。特に忘れやすいと思ったネタはすぐに書く。
…そんなぼくのネタ帖にあった、会社でうとうとしてたときに思いついた(と思った)ネタのメモ曰く、
ひとこと、「睡眠グスクール」
ぼく、このネタで長文更新しようと思っていたんですよ…? いや、意味がわからない…。ホントに。

TOPにもどる