〜 Return to index 〜

▼ 明日という日はいつ来るか

 「明日なんて日はいつまで待っても来やしない。だって、それは来たと思った瞬間に、今日になっちまうんだから」なんて、ミンキーモモに出てくる夢を持たない人みたいなことを言うつもりはまったくありません。念のため・・・。
(これは、「夢はかなうと夢じゃなくなっちゃう理論」として、かなりfamous in my heartですが、それについてはまた別の機会に・・・(笑))

 いらん前置きが入ってしまったが、それは置いておいて、明日という日は、いったいいつ来るのだろうか? もちろん、そんなものは午前0時に決まっているのだが、たとえば夜中、人と話していたとしよう。
「明日の待ち合わせ、何時にする?」 一方が、こんな発問をしたとする。時刻は0時を回っている。

 ここで考えられるのは、大まかに分けて2パターンだ。ひとつは、その人の言う「明日」は日付的に正確に現在の日付の次の日の場合。たとえばその発問が、5日0時50分になされたものであれば、「明日」は6日を指しているというパターンだ。
 ふたつめは、人が一般に持っている感覚的な「明日」の場合。つまり、その人の就寝をもって一日の終了とし、起床をもって始まりとするものだ。上の例に沿って話せば、発問者の言う「明日」は、5日を指していることになる。
 確かにどちらも通用するだろうし、行き違いが生じても、説明されれば納得できない話ではない。ただ、一般的には後者の使用法が大勢を占めており、多くの人は5日午前0時50分に「明日」と言われれば、夜が明けて、日付的には当日である5日を思い浮かべるだろう。
 しかし、これがさらに時間の進んだ、4時10分であったらどうだろう? その時間に言った「明日」は、同日(5日)というより、むしろ翌日(6日)を指していると思った方が、一般的ではなかろうか?

 ちなみに、余談ではあるが、文化放送(1134Mhz)では午前4時の番組では「おはようございます」と挨拶するが、ニッポン放送(1242Mhz)ではその時間、オールナイトニッポンの第二部が放送されており、その中で読まれるはがき等では「○○さん、こんばんわ」というあいさつ文が一般的である。TBS(954Mhz)の「歌うヘッドライト」でどういってるかなんて知らない(笑)

 閑話休題。
 また、何か特別な日はどうだろう? 日付が変わった瞬間から、「今日」がその日であることを主張しだす日。たとえば、1月1日。1月1日午前0時50分に「今日」と言って12月31日を思い浮かべる人も、かなり稀であろう。ほかに誕生日もそういった類の特別な日かもしれない。しかし、これはあくまで「特別な日」であり、まさしく例外である。

 就寝時を持って一日を終了するという説に、いくつかの否定材料が出たものの、やはり午前0時をもって日付を変更するというのは、一般的には受け入れられがたい。でもやっぱり、4時にもなって、まだ前日の日付を基準に話すっていうのもなあ・・・。  1時はまだ早いし、2時だってちょっと夜更かしすれば起きてる時間だし、25時、26時って言い方ならそれなりに聞くもんなあ。そもそもTokyoBoogieNightは午前2時から・・・
<転送が中断されました>
ってなわけで、日付の変更は午前3時に行うことに決定 in my mind(笑)。
明日という日は、午前3時にやってくるのだよ・・・。

2000.09.16

TOPにもどる